レベラー、シャーリング、スリッター等、コイルセンターの設備・加工能力をご紹介いたします。
母材コイルから各ラインごとにシート加工、切板加工、フープ加工等を手際よく行います。
小ロット、短納期等のニーズにも納期厳守・品質管理を徹底。
熟練工と若いチカラが協力し合い、最大限の成果をより効率的に実現するラインの仕事に従事しています。
コイルの巻き癖などを矯正して平坦な形状にし(レベリング)、比較的大きな一定の寸法の鋼板に剪断します(シャーリング)。
コイル重量25t、コイル幅5巾の大型コイルの加工に対応。ライト、ヘビー両レベラーを直列配置し、高張力鋼板(ハイテン)をはじめ様々な鋼種や板厚に応じたレベラーシャー加工が可能です。出側に2500mmのコンビネーション型パイラー2基を配置したことで5mサイズの長尺品にも対応します。
レベラーシャーライン | |
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板幅 | 400~1,524mm |
板厚 | 0.3~4.5mm |
コイル重量 | 最大25トン |
切断長さ | 500~5,000mm |
大きな鋼板を剪断し、複数の小さな鋼板へ切り出す設備です。
薄物・厚物専用シャーリングの設定と、それぞれのシャーリングに自動集積装置を整備することで、高精度な剪断加工と効率的な梱包作業を可能にしています。
フルオート シャーリング |
厚物 シャーリング |
セミオート シャーリング |
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板幅 | 300~2,000mm | 2,500mm | 300~2,000mm |
板厚 | 0.3~3.2mm | 0.6~4.5mm | 0.4~3.2mm |
切断長さ | 最大1,300mm | 最大1,000mm | 最大1,300mm |
コイルの幅を分割し、より幅の狭いコイル(フープ)に加工する設備です。
No.1スリッターラインは25tの大型コイルが加工可能。テンション装置にベルトブライドル™を採用し、塗油鋼板に対して安定したスリット加工と巻取りが可能となっています。また、ロータリー式刃組装置を採用し、スペーサー式スリット加工の精度を保ちつつ、省スペース化と刃組作業の効率化が図られています。
No.2スリッターラインはMD型ロールテンション装置を採用。無塗油鋼板、ステンレス鋼板、カラー鋼板に対し無疵で安定した巻取りが可能です。2台のカッタースタンドを持つターンテーブル方式を採用して、剛性の高いカッタースタンドと軽油圧拡縮式カッターの真円回転による高精度スリット加工を得意とします。
No.1スリッターライン | No.2スリッターライン | |
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板幅 | 最大1,829mm | 最大1,170mm |
板厚 | 普通鋼 0.3~4.5mm 特殊鋼 0.3~3.2mm |
普通鋼 0.3~4.0mm 特殊鋼 0.3~3.2mm |
コイル重量 | 最大25トン | 最大15トン |
巻取外径 | 最大2,000mm | 最大1,600mm |